こんにちは、あるいはこんばんは、会計管理者の田中です。
今からちょうど1年前、県内のとある市役所で債券による資金運用の結果、2500万円の損失が発生したとのショッキングなニュースが流れました。市民のために使うべきお金が消えてなくなったこのニュースを大きな驚きをもって読み、資金運用を担当する私自身への戒めとして重く受け止めました。
市民の皆さんの中にも、このニュースで心配された方がいらっしゃると思います。そこで、今回は、柳川市の資金運用についてお知らせします。
今回のブログが市民の皆さんの安心につながれば何よりです。
債券運用の目的
本市は、多くの自治体と同様に債券による資金運用をしています。定期預金より利率が高い債券で運用することで、市民サービスの維持向上のための自主財源の確保を図るのが目的です。
債権運用の基本方針
運用の基本方針は3つ。
1)安全性 絶対に元本割れを起こさない。
2)資金の流動性 支払いに必要な現金を確保する。
3)効率性 より多くの利子収入の確保を目指す。
安全性と流動性を確保するのが大前提で、その上で効率性を追求しています。
債権運用の実際
債券運用額は45億円。保有する債券は、国債や政府保証債、地方債、それに国債と同等の信用格付を受けている財投機関債などで、全て満期まで保有することにしており、そうすることで元本が保証されます。
45億円のうち28億円は今年度に購入し、継続的・安定的に債券運用できるよう、10年スパンで20億円を回していく債券構成と、2年スパンで10億円を回す債券構成、このラダー型ポートフォリオと呼ばれる2つの債券構成を構築しました。
受取利子
債権運用を充実させた結果、金利の変動があるので単純比較はできませんが、本市が受け取る利子は、令和7年度の3800万円に対し、令和8年度は8800万円に増加する見込みです(定期預金利子を含みます)。
以上が本市の債券運用のあらましです。これらのことを市民の皆さんにお知らせするため、広報やながわ3月号に記事を掲載し、市公式サイトで来週公開予定ですので、ご覧ください。
皆さまに感謝
今年度で還暦。私のブログは今回で最後です。これまで、子どもたちのために市役所や大人は何ができるか、今の大人の責任として将来を担う子どもたちに負担を残さない、そういったテーマで書いてきました。お読みいただいた皆さまの反響が、仕事に前向きに取り組む原動力になりました。長い間お付き合いくださり、ありがとうございました。

次回の部課長ブログは生涯学習課長です。
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