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部課長の1分間スピーチ

道路・橋梁の「インフラメンテナンス」

皆さんこんにちは。建設課長の古賀です。
よろしくお願いいたします。

私たちの暮らしや経済活動は、電気、水道、ガス、通信、交通といったインフラにより支えられています。その中でも道路や橋梁は、朝の通勤、子どもの通学、救急車の迅速な搬送、災害時の避難路として、安全・安心な暮らしにおいて欠かせないものです。しかし、高度経済成長期に作られた道路や橋梁は、高齢化が進んでおり、適切な維持管理が不可欠となっています。

インフラの維持管理で思い出される事故には、平成24年12月に発生した中央自動車道笹子トンネルのコンクリート製の天井板の崩落による大事故があります。この事故をきっかけにインフラの老朽化の問題や維持管理が注目されるようになり、平成26年から国が定める統一基準に基づき、トンネルや橋梁の点検が義務付けられました。最近では、1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故が記憶に新しいと思います。

市においても橋梁の点検を実施していますが、建設課が管理している道路延長は約1100km、橋梁の数は約1300橋あり、年々高齢化が進む橋梁で措置が必要な橋梁は、補修による長寿命化を図っています。将来的にこの道路延長や橋の数と高齢化する橋梁を継続して管理することは、財政面だけでなく、職員による補修など業務量においても大きな負担となっていきます。

今後は、老朽化が進む道路や橋梁を効率的・効果的にメンテナンスし、マネジメントすることで、将来にわたって安全で安心できる信頼性の高い社会基盤として次世代につないでいくため、持続可能なインフラメンテナンスを実現していきたいと思います。
 

高門橋.jpg
市役所南側の川下りコースに架かる高門橋

補修が必要な状態の一部.png
高門橋の補修が必要な状態の一部

写真は、今年度に補修を行う市役所南側の川下りコースに架かる「高門橋」です。補修期間中は、ご迷惑をおかけしますが、皆さまのご理解とご協力をお願いします。また、これから寒い日が続きますので、ご自愛ください。

 

次回の部課長ブログは総務課長です。

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