12月4日(水)より、企画展「甲冑の美と技ー柳河藩士の護りと誇りー」を開催します。
甲冑は、鍛鉄・皮革・漆工・組紐・金工・染色などさまざまな技法が取り入れられており、日本工芸の集大成ともいわれます。柳川古文書館では、柳河藩士の家々に伝わった甲冑を古文書とともに収集し、後世に残すために適切に保管し、調査・研究を進めてきました。今回は、当館に収蔵されている柳河藩士の甲冑の中から8領を展示公開いたします。戦いの道具としてだけではなく、美術工芸品として甲冑が持つ美しさや技術をぜひご鑑賞ください。あわせて、泰平の江戸時代であっても、柳河藩士たちが戦いに備えて甲冑を所持し、武家の誇りとして大切に伝えてきたことを、文献史料を通じて紹介します。
主催
柳川市史編さん委員会・柳川古文書館
企画構成
財団法人立花財団 立花家史料館
会期
令和6年12月4日(水)~令和7年2月2日(日)
会場
柳川古文書館(柳川市隅町71-2)
開館時間
9時30分から16時30分まで(入館は16時まで)
休館日
毎週月曜日(但し月曜が祝日の場合、その翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
甲冑着用体験
会期中、ライト甲冑(立花宗茂、誾千代)とレプリカ金甲(金箔押桃形兜)の着用体験ができます。
事前に申し込みは不要です。