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合併処理浄化槽

2024年3月22日

 

合併処理浄化槽とは

河川や掘割の汚れの主な原因は、家庭から出る生活雑排水です。河川や掘割の水質を守るためには、生活雑排水を直接流さないことが必要です。合併処理浄化槽は、台所や洗濯機、風呂、トイレなど家庭から出るすべての生活排水を微生物の働きなどを利用して浄化し、消毒したきれいな水を放流するための設備ですので、河川や掘割の水質環境を守るのに効果的です。
設置に必要な広さは自動車1台分で、設置工事の期間も2~3週間程度と短くて済みます。トイレも水洗化でき、快適な生活を送れます。

合併処理浄化槽を設置するときに必要な申請

合併処理浄化槽を設置するときは、必ず事前に「浄化槽設置事前協議書」の提出が必要です 。

なお、事前協議書提出の際、転居前の排水設備(くみ取り、単独浄化槽、合併浄化槽)、新築のときに全世帯転居か、一部世帯転居かなどを聞き取ることもあります。 

県への届出も必要です。

県への届出については、南筑後保健福祉環境事務所 地域環境課  (電話番号:0943-22-6963) へお尋ねください。

(浄化槽設置に関する手続きは工事業者が代行してくれる場合が多い)

補助金制度

柳川市では、河川や掘割の水質環境を守るため、合併処理浄化槽の設置を推進しています。

そこで、住居に合併処理浄化槽を設置する人に予算の範囲内で補助金を交付します。

(合併浄化槽から合併浄化槽への転換、更新は補助対象外)

 補助金制度の変更(令和5年度以降)

合併処理浄化槽の普及を促進するという国の補助金制度変更に伴い、令和5年度から補助金の一部内容が変わりました。

その内容はこちら チラシ (PDF 180KB)

補助対象地域

公共下水道事業の認可区域以外の地域

補助金額 

補助金額一覧表
区 分 補助限度額

5人槽

(延床面積130平方メートル以下)

新築 332,000円
改築(既存設備撤去なし) 532,000円
改築(既存設備撤去あり) 752,000円

7人槽

(延床面積130平方メートル超)

新築 414,000円
改築(既存設備撤去なし) 614,000円
改築(既存設備撤去あり) 834,000円

10人槽

(二世帯住宅・共同住宅等の改築)

新築 548,000円
改築(既存設備撤去なし) 748,000円
改築(既存設備撤去あり) 968,000円

補助金交付申請の流れ

補助金交付申請書の提出(4月上旬から) → 補助金交付決定通知書交付 → 工事着工 → 工事完了 → 実績報告書の提出(翌年3月25日まで) → 竣工検査(年度末3月31日まで) → 補助金の交付

 

改築(既存設備撤去あり)の申請

改築(既存設備撤去あり)の申請には、補助金交付申請書、実績報告書提出の際に、以下の書類を追加してください。

補助金交付申請書に追加
  • 既存設備の撤去・処分費、配管工事費の金額がわかる書類(見積書又は工事内訳書等)
  • 福岡県浄化槽協会に提出する11条検査依頼書の写し
実績報告書に追加
  • 既存設備の撤去・処分費、配管工事費の金額がわかる書類(請求書又は工事内訳書等)
  • 産業廃棄物管理票(マニフェスト)E票の写し(撤去工事の写真については、以下の工事写真集(例)を参照してください)

注意事項

  • 工事着工前に必ず補助申請書を提出し、同年度の3月25日までに実績報告書を提出し、年度末(3月31日)までに竣工検査を受ける。
  • 改築の場合は、自宅等の改築等に伴う単独処理浄化槽またはくみ取り便槽から合併処理浄化槽に転換する。
  • 単独処理浄化槽またはくみ取り便槽を完全に撤去する場合は、法に基づき適正に処分する。
  • 補助対象年度内に合併処理浄化槽の設置(工事着工から竣工検査まで)を完了させる。完了できない場合は補助金の交付を受けることはできない。

備考 令和5年度については、工事完了後1か月以内又は令和6年3月25日(月曜日)のいずれか早い日までに実績報告書を提出してください。

設置する浄化槽の人槽

浄化槽を設置する住宅の総床面積が130平方メートル(約40坪)を超える場合は7人槽となりますが、既存住宅の居住人員が2人以下で、居住人員の増加が見込まれない場合は、5人槽を設置することができます。

ただし、居住人員の増加が見込まれる場合は、従来どおり7人槽設置となります。

人槽算定については

南筑後保健福祉環境事務所 地域環境課 (電話番号:0943-22-6963)へお尋ねください。

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