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新型コロナウイルス感染症…5類移行後の対応

2023年5月2日

新型コロナウイルス感染症法の感染法上の位置づけの変更(2類から5類へ)に伴う対応等

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが令和5年5月8日(月)から、季節性インフルエンザなどと同じ「5類感染症」へと移行します。
5類感染症への変更に伴い、感染対策等については「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、「個人の選択を尊重し、皆様の自主的な取組をベースとしたもの」に大きく変わります。ただし、5類感染症への位置づけ変更後も、新型コロナウイルスの感染力が変わるものではありませんので、感染症の拡大を防ぐための行動や重症化リスクの高い人への配慮をお願いします。

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主な変更点 厚生労働省資料より

福岡県の対応の主な変更点  県HP「新型コロナウイルス感染症ポータルページ」より

1 基本的感染対策


(1)マスク着用、手指衛生、換気、三密の回避など
   ・政府や県が一律に求めることはなくなり、個人や事業者が自主的な感染対策に取り組む
(2)事業者の取組み
   ・業種別ガイドラインは廃止され、事業者の判断、自主的な取組みへ移行
 (例:検温、消毒液設置、パーティションの設置など)
(3)感染防止認証制度(飲食店・宿泊施設)など
 ・5月7日(日)で終了。イベント等の開催制限も基本的対処方針の廃止に伴い終了

2 医療費および医療機関の受診・入院・療養について

(1)医療費について
   ・発熱等の患者に対する検査は自己負担
   ・外来医療
   保険診療となり自己負担が発生
   新型コロナウイルス感染症治療薬処方を受けた場合、薬剤費は全額公費負担
 (当面9月末まで。対象となる治療薬は7種類に限定)
   ・入院医療
   外来医療費と同様の扱い
   5月8日以降の新規入院患者等は高額療養費の自己負担限度額から原則2万円が減額 (当面9月末まで) 

(2)発熱等感染が疑われる場合(外来受診)について
   ・症状が比較的軽く、常備薬等で療養できる人は自宅で療養しましょう
    国が承認したキットがあれば陽性・陰性をチェック
  陽性の場合、症状が比較的軽く自宅にある常備薬などがあれば、自宅等で療養を開始
  陰性で症状がある場合、マスク着用や手洗い等の基本的感染予防対策を継続
   ・重症化リスクの高い人(高齢者、基礎疾患のある人、妊婦などや症状が重い人は、かかりつけの
  医療機関等に連絡
   ・医療機関を受診する際は事前連絡、マスクの着用を推奨。医療機関がわからない人は、県HPの「ふくおか発熱外来検索サイト」で検索、または県が設置している相談窓口(電話050-3665-8126、24時間対応)に問い合わせ


(3)入院治療について
   ・医療機関相互で調整が行われる。保健所から入院先について連絡が入ることは原則なし
 ・新型コロナウイルス感染症等の診断を受けた医療機関(医師)等の指示に従い治療を受ける

(4)療養について
   ・外出自粛の要請や保健所からの健康観察はなし
   ・療養中の外出自粛は個人の判断
  発症日を0日目として5日間は外出を控えることを推奨(5日目に症状が続く場合は、軽快して
  24時間程度が経過するまで)
   ・症状が重い場合は医師に相談
   ・10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの人へうつさないよう配慮を。

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療養に関するQ&A 】(PDF 848KB)
令和5年5月8日以降に 新型コロナウイルス感染症に 罹患した方へ】(PDF 78.7KB)
新型コロナウイルス感染症に係る検査費及び医療費について】…福岡県ホームページ


(5)救急車の適正利用を。
 救急医療電話相談(#7119)、小児救急医療電話相談(#8000)等を利用

(6)終了する取組み
【福岡県実施分】
   ・感染不安を感じる方を対象とした無料検査 
   ・自己検査等で陽性になった方を対象とした陽性者登録 
   ・保健所による医療機関への陽性者の搬送 
   ・保健所による健康観察
   ・濃厚接触者の特定 
   ・宿泊療養施設 
   ・食料品等の支援 
   ・パルスオキシメーターの貸出、宿泊・自宅療養証明書の交付
【柳川市実施分】
   ・自宅療養者に対する買い物代行支援(令和5年5月2日までで終了)

3 高齢者施設等における対応について

   ・重点的な支援を継続
   ・高齢者・障がい者施設職員や新規利用者等への検査実施(抗原定性検査キットを配布)
   ・陽性者発生施設に対し、感染症専門医や感染管理認定看護師等を派遣、感染拡大防止対策を指導・助言

4 令和5年度のワクチン接種について

   ・生後6か月以上のすべての人が自己負担なしで接種可能
   ・高齢者や基礎疾患のある人には、春開始接種と秋開始接種の1回ずつの接種をおすすめ
【春開始接種】 5月8日~8月31日
 初回接種(1・2回目)を終了した以下の人が対象
   ・65歳以上の高齢者
 ・基礎疾患がある人(5歳~64歳)
 ・医療従事者や高齢者施設の従事者など

【秋開始接種】 9月1日~
 初回接種(1・2回目)を終了した5歳以上の全ての人が対象
 ※春開始分を接種した人も対象となります。

5 福岡コロナ警報、新規陽性者数の公表について

   ・「福岡コロナ警報・特別警報」「福岡オミクロン警報」は廃止
 ・新規陽性者の日次報告や発生届は廃止
   ・定点医療機関から週1回の報告をもとに、県HPで感染症発生動向調査週報にて前週の報告数を公表

6 相談窓口について

一般相談窓口
 ・検査で陽性になった人で症状が悪化した時などは診断を受けた医療機関やかかりつけ医に相談
   ・福岡県新型コロナウイルス感染症総合相談窓口(050-3665-8126、24時間対応)
後遺症相談窓口
 ・新型コロナウイルス感染症の後遺症に悩みを抱えている人の相談
  福岡県新型コロナウイルス感染症総合相談窓口(050-3665-8126、24時間対応)
 ・県HPで後遺症について診療可能な医療機関を公開(詳しくはこちら)
 

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