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地域おこし協力隊奮闘記とは…
地域外で生活する人の視点で、柳川の新たな魅力を掘り起こす「地域おこし協力隊員」。九州外からやってきた隊員たちの日々の活動や、柳川の魅力などをブログ形式でお届けします。

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ビニールハウスはこうして作ります。
2014年08月26日 17時53分

みなさん、こんにちは。

地域おこし協力隊の阿部です。

農家の方にお誘いいただいて、ハウスにビニールを張る作業の見学に行ってきました。

 

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朝の6時に教えていただいた畑に向かいます。

到着すると、すでにたくさんの車が駐車していました。

今回は総勢14名での作業です。

 

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やっと朝日が顔を出した頃からの作業です。

農家のみなさんの一日はお日様とともに始まるという言葉通りですね。

 

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ハウスの脇に畳んで置いてあるビニールをきれいに伸ばして張っていきます。

骨組みにひっかかって切れないように、真ん中には滑車のようなものを使っています。

 

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屋根の上を歩きながら、ハウスいっぱいにビニールを伸ばします。

足下は骨組みしかないので、足を滑らせると怪我をする危険な作業です。

上の方のスピードに合わせて、サイドでもビニールを伸ばしていきます。

 

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ハウス全体にビニールがかかり、両側で引っ張って整えたあと、

屋根のいちばん高い部分を専用の器具を使って固定していきます。

足下の不安定な中で軽々と作業を進めるこちらの方、御年70歳です。

 

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ビニールを張るときには男性だけでなく女性も大活躍!

高いところにも平気で乗って作業を進めていきます。

もちろん手と同時に口も大活躍していましたが(笑)

 

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くねくねと曲がった太い針金があって、何に使うのかと思っていましたが、

こうやって骨組みの凹みにビニールを挟み込んで固定するための物でした。

よく考えてあるものですね。

 

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ビニールを送り出すのにも、裏表を確かめるなど気を遣います。

それにしてもみなさん手慣れていて、どんどん作業は進んでいきます。

 

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必要があれば、こうして骨組みの上に乗って作業します。

ちょっとジャングルジムみたいに見えてしまいました。

 

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ハウス全体にビニールをかけて屋根の中央を固定したら、

その上から両サイドをゴムでつないで留めていきます。

ゴムの本数がとても多いので、とても手間のかかる作業です。

 

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しかし、そこはプロのみなさんです。

みるみる間にハウスが仕上がっていきます。

完成まであとわずか。

 

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じゃーん!見事に4棟のビニールハウスが完成。

6時に始めてから約90分間で仕上がりました。

見ていて感動するほど見事なチームワークでした。

 

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ハウスの中はこのような状況です。

もう少し乾いてから次の作業が始まります。

これはナス栽培のハウスですが、苗を植える前にこれだけの準備が必要なのですね。

当たり前のようにスーパーの店頭にナスが並ぶまでにどれだけ人の手がかかっているのか。

そのことを少し気に掛けられたら、毎日の食生活も少し変わるのではないでしょうか。

 

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作業はこれで終了! お疲れさまでした。

 

今日は一つの農家さんのハウスを14名で協力して仕上げました。

このことを、柳川では「手間がえ」と呼びます。

つまり「手間」を「かえる=交換する・やりとりする」ということ。

沖縄では「結(ゆい)」と呼ぶ地域での助け合い、相互扶助のシステムです。

日本では昔からこのようにして、大変なときはみんなで力を合わせてやってきました。

自分が大変なときはまわりも大変なとき。だからお互いに助け合おうという精神です。

 

最近「情けは人のためならず」という格言を誤解している人が多いと聞きます。

「情けをかけるとその人のためにならないから、情けをかけてはいけない」という誤解です。

「情けは巡り巡って自分に返るものだから、情けをかけるのは自分のためだ」これが本来の意味です。

どちらの考え方の方がより豊かな人生が過ごせるとみなさんは思いますか? 


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作業後にみんなでお茶を飲みながら歓談します。

お茶請けは地元の巨峰&梨と、自家製のお漬け物。

労働の喜びがじわっと伝わってくる豊かなひとときです。

 

こうしてみんなで手間をかけて作ったナスは間違いなく美味しいでしょう。

まだ苗を植えてもいないのに、今から収穫が楽しみでなりません!!

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