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部課長の1分間スピーチ

突然のこんな症状のときにはすぐに「119番」

松藤敏彦消防長の写真

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。消防長の松藤敏彦です。

消防長での勤務が3年目になりました。コロナ禍により対面での会議が、ほぼ中止となったため、これまでの2年間は他の消防本部の消防長とゆっくり情報交換をする機会がありませんでした。4月下旬に初めて県南地区の消防長たちと一緒に出張する機会があり、有意義な時間が持てました。コミュニケーションは、やっぱり対面が深まりますね。

 

 

消防は火災のイメージが強いと思いますが、令和3年の火災件数は16件。一方、救急出動件数は2,875件で、1日平均7.8件の出動です。消防本部には4台の救急車を配備していますが、救急要請が重なって全車出動することもあります。今年の3月16日には6件重なり、本市の救急車だけでは賄えず、みやま市消防本部と久留米広域消防本部(大川市)から応援をいただきました。

 

令和3年の救急出動2,875件で種別を見てみると、急病が1,877件(65.3%)、一般負傷441件(15.3%)、転院搬送309件(10.7%)、交通事故157件(5.5%)となっています。搬送人員の約72%が65歳以上の高齢者です。出動状況の月別では12月、1月、8月が多く、曜日では火曜日が、時間帯では毎食事前後の人が慌しく活動している時間帯に多く出動しています。傷病の程度は、56.7%が中等症で、軽症30.4%、重症15.5%となっています。急病にかかる傷病別の搬送状況を見てみると、上位から脳疾患や心疾患等の循環系、次に呼吸器系、消化系と続きます。

 

突然具合が悪くなった時、救急車を呼ぶかどうか迷う場合があると思いますが、下図のような時はすぐに119番してください。

 

高齢者の119番通報を促すポスター

【出典:総務省消防庁】 

 

余談ですが、私は剣道をします。感染防止のため、全日本剣道連盟が対人稽古では面へのシールド装着とマスクの着用を推奨しておりますので、着用して稽古をしています。最初は「マスクまで」と思いましたが、今は息苦しさもあまり感じなくなりました。

また、「新型コロナ感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法」により、試合では、面シールドとマスクの着用義務のほか、「つば(鍔)競り合い」になった場合は、速やかに試合者双方が分かれて距離をとらないと反則になるようになりました。多種ある競技の中でも剣道は感染予防対策を徹底しているなと感じます。

 

口元にシールドの装着された剣道の面の写真

【面の口元に透明なシールドを装着】

 

 

 

 

次回の部課長ブログは会計管理者です。

 

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