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部課長の1分間スピーチ

「救命の連鎖(4つの輪)」

江口和秀消防署2部消防課長の写真

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは。

消防署2部消防課長の江口和秀です。

17年ぶりに当直勤務に就き、早くも1年が経過しようとしています。

 

 

3月になり春めいて来ましたが、私にとって春と言えば野球シーズンの始まり。少年野球(学童)の指導も17年目になります。また軟式野球、高校野球の審判員として忙しい日々を迎えます。

ちょっとした自慢ですが、昨年の女子野球日本代表(マドンナジャパン)に選出された横山彩実選手は教え子です。

入部当時(小学1年生)、守備練習の時にビックリするくらいきれいなトンネル(エラー)を見て、この子は上手くなると思いましたが、まさか全日本代表に選出されるまでになるとは思いませんでした。

本人の並々ならぬ努力のたまものだと思います。

もう一つ、私事ですが令和元年に福岡県で開催された高松宮賜杯第63回全日本軟式野球大会に審判員として出場しました。

 

 

 

 

審判団の集合写真

【久留米球場にて】
 
 
 
 
 
ところで「救命の連鎖(4つの輪)」を知っていますか。

病気などで急変した人を救命し、社会復帰させるのに必要な一連の流れを「救命の連鎖(4つの輪)」と言います。

1つ目の輪は「心停止の予防」

2つ目は「心停止の早期認識と通報」

3つ目は「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」

4つ目は高度な救命治療を意味する「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」

です。

 

市管内では、救急車を要請してから現場到着まで平均約6分かかります。

傷病者が心停止になったとき、その人を助けるためにはそばに居合わせた人(住民)が応急手当を行うことが重要となります。

このそばに居合わせた人のことをバイスタンダーと言います。

 

「救命の連鎖(4つの輪)」のうち、1つ目の輪「心停止の予防」から3つ目の輪「一次救命処置」までは、バイスタンダーにより行われることが救命において非常に大きな意味を持っています。

市民の皆さんは「救命の連鎖」をつなぐ重要な役割を担っています。

 

傷病者を救うためには、何よりもまず多くの人が応急手当の知識と技術を持つことが必要です。

消防署では応急手当の講習会を実施しています。

この講習を受講すれば、より確実に、より自信をもって救命処置ができるようになります。

救命処置の技術は自分で実践して身につけることが重要です。統計上では、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当を行えば、救命の可能性はおよそ2倍になることが分かっています。

 

そこで市民の皆さんにお願いです。

職場の同僚や家族の尊い命を守るために「救命の連鎖(4つの輪)」を完成させ「救えた命」を「救えなかった命」にならないためにも、ぜひ応急手当講習を受講していただきたいと思います。

詳しくは市公式サイト(内部リンク)で確認するか消防署消防課救急係まで、お気軽にお問い合わせくさい。
 

心臓マッサージの訓練をマネキンで行う女性の様子

【応急手当講習会の様子】

 

 

 

 

次回の部課長ブログは財政課長です。

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