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部課長の1分間スピーチ

2月6日は海苔の日

横山誓市水産振興課長の写真

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。
水産振興課長2年目の横山誓市です。
本年もよろしくお願いします。
2回目のスピーチとなる今回は、「海苔の日」について少しお伝えしたいと思います。

まず、本年度の海苔の生産状況ですが、昨年の10月21日に採苗(種付け)、11月中旬から12月下旬まで秋芽海苔の生産が行われました。そして年末に冷凍海苔網(採苗後、ノリ芽が少し伸びた状態で半分程度引き上げ、冷凍庫で保存した海苔網)に張り替えられ、現在冷凍海苔の収穫真っただ中です。本年度も海苔生産日本一の有明海で、佐賀市に次いで全国第2位の生産高を誇る、良質で美味しい柳川産海苔が生産されています。

さて、2月6日が「海苔の日」ということをご存知でしょうか。
あまり知られてないと思います。私も水産に携わるまでは知りませんでした。
海苔は、古代から日本人に好まれている伝統的な食品です。海からの贈り物である海苔に対する感謝の気持ちを込めて、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が、1966年(昭和41年)に「海苔の日」を2月6日と定め、以来毎年記念行事が実施されています。

「海苔の日」の由来についてですが、大宝元(701)年に制定された日本最古の成文法典である「大宝律令」によれば、29種類の海産物が租税としておさめられていました。そのうち8種類が海藻で、海苔がその一つとして標記されています。このことから、海苔は産地諸国の代表的な産物として、大変貴重な食品であったことがうかがえます。
全海苔漁連では、この史実に基づき、「大宝律令」が施行された大宝2年1月1日を西暦に換算すると702年2月6日となるため、業界の展開祈願の気持ちを込めて毎年2月6日を「海苔の日」と定められたそうです。
「海苔の日」にちなんで、福岡有明海漁業協同組合連合会(西田晴征会長)は、毎年「福岡有明のり 感謝祭」を開催されています。このイベントでは、今が旬の海苔の販売の他、海苔すき体験やジャンボ巻き寿司作り、手巻きご飯の提供など行われます。残念ながら昨年は新型コロナで中止となり、今年は実施の方向で検討されていましたが、感染の急激な拡大により、今のところ未定とのことです。

令和2年2月開催の感謝祭(海苔すき体験・ジャンボ巻き寿司作り)

海苔すき体験をする子供の様子 ジャンボ巻き寿司作りをする子供の様子

また、同漁連は、海苔の美味しさと文化を子どもたちに知ってもらおうと、毎年、柳川市を含む有明海沿岸4市(大川市、みやま市、大牟田市、柳川市)の小中学校に海苔を提供され、給食で試食会が行われております。

令和3年2月、学校給食で試食会

皆さん、海苔を使った恵方巻を食べる2月3日の「節分」とともに、6日の「海苔の日」という記念日、この2月初めの「海苔ウイーク」を覚えて頂き、感謝祭が開催された際は、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。そして有明海で穫れた香り豊かで口どけがいい、美味しい柳川産海苔を食べていただきたいと思います。

福岡有明のりのご購入はこちらをご覧ください。
福岡有明海漁業協同組合連合会(外部リンク)

海苔給食を食べる小学生の様子
令和2年2月の海苔給食

我が家ごと

昨年10月、我が家に新しい家族が増えました。野良で雑種の白黒ハチワレ猫です。(ハチワレとは、額あたりから鼻筋を境にして漢字の「八」の字のように割れている模様の猫のこと。)

前に飼っていた雌の黒猫は、推定18歳と本当に大往生でした。今回、5年ぶりに我が家に来た子は、現在推定6か月の男の子、やんちゃ盛りで甘えん坊です。最近、神棚を荒らされたのはショックでしたが、今、我が家の中心となっています。

みゅう(ネコ)の写真
初めまして「みゅう」です

 

次回の部課長ブログ福祉課長です。

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