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部課長の1分間スピーチ

水道管の凍結にご注意を

本吉水道課長の写真

皆さんこんにちは。

今年4月に水道課長を拝命いたしました本吉と申します。

水道課へは6年振りの配属となり、水道課在籍の累積年数は9年目となります。今後ともよろしくお願いします。

師走に入り気温が下がり、肌寒さが身にしみるようになってきました。

気象庁の長期予報によると、この冬は厳しい寒さとなるようで、水道にとっては油断大敵な季節となります。というのも、気温がマイナス4℃以下に下がると、水道管の凍結で水が出なくなったり、水道管や水道メーターが破裂したりするなどの凍結事故が多くなるからです。宅地内の水道管(給水管)は、個人の所有物です。そのため、凍結で破損した場合、所有者が修理費を負担しなければなりません。寒波に備えて事前に凍結事故防止などの対策をしておきましょう。凍結しやすい場所や凍結を防ぐ方法などは、広報紙や市の公式サイトに掲載していますのでご確認をお願いします。

雪がかかった蛇口の写真 水道の凍結防止策を記したイラスト

【寒波に備えて事前の凍結事故防止を】

 

さて、本市では平成28年1月の大寒波によって、広範囲にわたり水道管凍結事故が発生し、朝から晩まで漏水修理などの対応に追われた記憶があります。

地元出身力士の琴奨菊関(現秀ノ山親方)が初場所の千秋楽で初優勝を飾った年でもあります。その年は、私にとって忘れることができない出来事がありました。

当時、琴奨菊関が初場所の初日から全勝という快進撃を続け、地元の本市では、初場所13日目から総合保健福祉センター「水の郷」でパブリックビューイングを実施する程の盛り上がりをみせていました。

パブリックビューイングの様子

【パブリックビューイング】 

 

すると、福岡のテレビ局に勤める友人から「パブリックビューイングで市民が琴奨菊関を応援している映像が欲しい」という連絡がありました。詳しく話しを聞いてみると、初優勝の期待が高まっている琴奨菊関のニュースを流す際の映像に使いたいということでしたが、パブリックビューイング初日は、前日から降り積もった大雪によって高速道路が閉鎖になるなど交通機関が麻痺しており、友人が勤めるテレビ局はもちろん、他のメディア関係も車で柳川へ取材に向かうことができないという状況でした。このような中で、パブリックビューイングの映像が撮れれば貴重なニュース映像になるからと頼み込まれ、快く(?)撮影を承諾しましたが、素人の私に対する友人からの厳しいカット割りの注文や指示に従いながら、悪戦苦闘の撮影となりました。その後、私が撮ったスマホの映像はプロの手によって編集され、無事に「視聴者提供によるニュース映像」として放送されたようです。私自身は、そのニュースを見逃してしまいましたが、テレビの情報番組製作の裏側を知る貴重な経験になりました。

琴奨菊関の初場所優勝を記念して作製された「優勝額」が市に寄贈され、市民文化会館「水都やながわ」に展示されることになりました。これまで両国国技館に掲げられていたもので、優勝額の大きさは、縦3.17m、横2.28m、重さが約80キロもあるそうです。興味がある方は、是非ご覧ください。

優勝額の前で記念撮影をする琴奨菊関の写真

【市民文化会館1階中央ロビーに設置された元大関琴奨菊関の優勝額】  

 

ところで、みなさんは、水道の水が飲める国が世界の中で何か国あるのかご存知ですか。

2018年に国が行った調査によると、日本を含めてたったの9カ国だそうです。

我が国では、水道の蛇口を回すと安全で安心な水道水が当たり前のようにでてきますが、世界に目を向けると、このように恵まれた環境にあるのは本当に限られた国だけということを改めて認識する必要がありますね。

これからも水道水の安定供給のため、水道施設と経年管の計画的な更新、そして災害に強いライフラインを目指して、水道課職員一同、業務に邁進していきますので、みなさまのご理解とご協力の程よろしくお願いします。

 

 

 

次回の部課長ブログは図書館長です。 

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