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部課長の1分間スピーチ

企画展『柳川の文事~柳川の「文」を紡いだ人々~』を開催

江島香柳川古文書館館長の写真

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。今年4月から柳川古文書館館長となりました江島香(えじまかおり)と申します。どうぞよろしくお願いします。

 

柳川古文書館は、地域に関わる史料を収集して整理し公開していくための施設です。また多くの人に利用してもらえるように古文書解読講座や、企画展などを開催しています。特に企画展はここ数年、年間3回ほど開催して、来館してもらえる機会を増やすようにしています。

その企画展ですが、現在は『柳川の文事~柳川の「文」を紡いだ人々~』というテーマで開催しています。文事(ぶんじ)、とはなんだか分かりにくい言葉ですが、文学や芸術、学問のことを意味します。

今回の展示では、江戸時代後期にこうした文事にたずさわった4人の柳河藩士を取り上げています。4人とは、江戸留守居役といういわば外交官のような役割をつとめた西原一甫(にしはらいっぽ)、国学といって日本古来の文化を取り上げた学者の西原晁樹(にしはらあさき)、伝習館高校の前身であった藩校の先生だった牧園茅山(まきぞのぼうざん)、柳河藩最後の藩主立花鑑寛(たちばなあきとも)の実のお父さんである立花蘭斎(たちばならんさい)です。彼らは江戸で当時の一流の文化人と交流し、柳川に戻ってからもたくさんの書物や絵画を残しました。そうした作品は、柳川古文書館に寄託、寄贈されたものや、立花家史料館が伝えてきたものの中に残されています。こうしたものを、まとめて取り上げる展示は、今回が初めてです。

なお、毎日先着10名に、今回の企画展にあわせて作製したささやかな記念品をお渡ししています。ここ数日はようやく秋も深まってきましたし、コロナの陽性者数も落ち着きをみせています。食欲の秋とともに、ぜひ文化の秋をお楽しみください。

 

柳川の文事のチラシ

【企画展 柳川の文事~柳川の「文」を紡いだ人々~のチラシ】

 

 

 

次回の部課長ブログは生活支援課長です。 

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