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部課長の1分間スピーチ

「難」を「避」けよう

松藤敏彦消防長の写真

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。消防長の松藤敏彦です。

3度目の緊急事態宣言が6月20日まで延長になりました。徐々に感染者数は減少しており、このまま推移してほしいと願っています。

 

 

コロナ対策の切り札と言われているワクチン接種が始まり、消防職員も医療従事者と同様に5月末に1回目のワクチン接種を受けました。4、5月は救急隊がコロナ陽性者を搬送する機会が増加し、感染のリスクが高まりましたので、少しホッとしています。

災害対策基本法が改正され、5月20日から警戒レベル4で市町村が発出する避難情報は、「避難勧告」が廃止され、「避難指示」のみになりました。梅雨末期には、毎年、大雨による大規模な洪水が発生しています。『避難』は、避難所へ行くことだけが避難ではありません。自宅が想定最大浸水深より高ければ、自宅内で安全確保することも避難です。ハザードマップでお住まいの想定最大浸水深を事前に確認し、避難の際の行動を決めておいてください。(別添チラシ参照)

 

避難指示に関するチラシ1 避難指示に関するチラシ2

 

 

雨の降り方は、気象庁のホームページの「今後の雨(降水短時間予報)」で、矢部川や沖端川の状況は、福岡県防災ホームページや国土交通省筑後川河川事務所のホームページの「河川監視カメラ」で生の映像を見ることがでます。市が出している避難情報などは、テレビのチャンネルをKBCにし、「dボタン」を押して、dボタン広報誌で見ることができます。正しい情報を取得し、的確な行動を取ることで、『難』を『避』けていただきたいと思います。

 

最後に、嘉麻市の福岡県消防学校で6月4日、県内の消防本部が集い、福岡県消防救助技術指導会が開かれました。九州大会・全国大会の選考会も兼ねたもので、ロープブリッジ渡過、ほふく救出、はしご登はん、ロープブリッジ救出、引揚救助、ロープ応用登はん、障害突破の競技が行われました。当日はあいにくの雨模様でしたが、「さすが消防職員」と隊員たちの力強く素早い動きに感嘆しました。市消防本部からは、はしご登はんに3名が出場しました。出動した隊員たちは、4月から訓練に励み、当日を迎えました。入賞は逃しましたが、肉体的にもたくましさが増し、救助技術の向上に大いにつながりました。

 

はしご登はんの様子

はしご登はん 

 

 

ロープブリッジ救出の様子

ロープブリッジ救出 

 

 

引揚救助の様子

引揚救助 

 

 

次回の部課長ブログは会計管理者です。

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