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部課長の1分間スピーチ

「安全で安心できるまちづくり」

 

松永泰治建設部長の写真

 

 

 

 

皆さんこんにちは、建設部長の松永泰治です。建設部長を拝命し、4年目を迎えることになりました。昭和55年に入庁しまして、建設行政の仕事に携わってきましたが、早いもので来年3月には定年退職を迎えます。

 

部課長の1分間スピーチは平成26年度(2014年度)からスタートしましたので、今年度で8年目を迎えましたが、私の出番はいよいよ今回が最後となりました。そこで最後のブログに何を書こうかといろいろ考えましたが、「災害から市民を守り誰もが安全で安心できるまちづくり」をテーマとすることにしました。

 

近年発生した主な水害は、皆様も記憶に残っている平成24年7月の九州北部豪雨、平成29年7月の九州北部豪雨、平成30年の7月豪雨、令和元年の7月豪雨、8月豪雨、令和2年の7月豪雨で、最近は4年連続で5回の集中豪雨にみまわれ各地で甚大な被害をもたらしております。

 

令和2年7月豪雨で増水した沖端川の写真

令和2年7月豪雨(沖端川磯鳥堰付近)

九州北部地方の梅雨入りは、平年6月5日ごろですが、気象庁は5月15日に梅雨入りしたとみられると発表しました。1951年の統計開始以降では、2番目の速さで平年より20日、昨年より27日早く、異例の速さで雨の季節を迎えました。

近年は地球温暖化が原因と考えられる異常気象により、国内随所で1時間に100mmを超える局所的な集中豪雨が発生し、毎年全国各地でさまざまな被害が発生しております。

本市も平成24年7月に発生した九州北部豪雨では、沖端川の中山地区と矢部川の六合地区の2箇所の堤防が決壊した結果、市域の3分の1が冠水し、380戸の住居が床上浸水の被害を受け、昭和28年の西日本水害以来の大災害となりました。このため、平成24年度から平成29年度にかけて実施した矢部川・沖端川の河川激甚災害対策特別緊急事業により、矢部川では堤防の強化や引提などの工事、沖端川では大門橋・出橋の架替え工事、磯鳥堰では、固定堰から転倒堰に改築されました。総事業費は190億円で、矢部川110億円、沖端川80億円の対策事業が行われました。

架替後の大門橋の写真

架替後の大門橋

このほかに、河川・海岸堤防が安全に機能するよう、国・県・市によるパトロールの実施や、洪水氾濫対策のための河川改修、内水氾濫対策のための排水機場の整備更新、雨水貯留機能の拡大を目的とした、クリークの先行排水(貯留容量の確保)、更には河川の上流から下流までの流域全体で水害を防ぐ「流域治水」や、高潮・津波対策を実施します。今後も職員一丸となって、地域住民の皆さまの安全安心の確保のため、昼夜を問わず頑張ってまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

通常の水位の写真先行排水時の水位の写真

通常の水位                 先行排水時

最後に私事ですが、昨年のゴールデンウイークは、新型コロナウイルス感染症の「緊急事態宣言」期間中だったため、不要不急の外出を避け、ガーデニングでストレス解消を行いました。

今年のゴールデンウイーク後半は、ガーデニングで病後の体調管理や心を癒しました。

ヤマボウシの花の写真

ヤマボウシの花

バラの花の写真1バラの花の写真2

元気をもらったバラの花

花壇の写真

我が家の花壇(色とりどりの花に癒されています) 

 

 

次回の部課長ブログは保健福祉部長です。

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