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部課長の1分間スピーチ

健康で長生きを

田島雅彦健康づくり課長の写真

皆さん、こんにちは。 

3月は卒業、転勤など別れの季節ではありますが、これまで早期退職のそぶりも見せなかった先輩が3年早く退職するとの報を聞き、ショックを感じている健康づくり課の田島雅彦です。

ショック感と言えば、母が施設に入所、父はすっかり足腰が弱り、立ち上がりもままならなくなりました。これまで私を守ってくれる存在だった両親をこれからは、「自分が守っていかなければならなくなった」と実感しているこの頃です。

私の父は会社勤めの頃は兼業で農業を行い、退職した後も米づくりを生きがいとしていましたが、最近は、米袋を抱えることもできなくなり、日に日に体力が衰えていることがわかります。妹と「百姓を辞めるよう」機会あるごとに諭しているような状況でもあります。しかし、頑固親父は私たちの言うことを聞き入れようとはしません。

この父、昨年の収穫時にコンバインで指を切断し、救急搬送され入院する事態となりました。入院中は、切断した箇所が疼いて、眠ることができなかったにもかかわらず、看護師さんを呼ぶこともなく、じっと我慢して痛みに耐えていたとのこと。看護師さんに迷惑を掛けてはいけないと思ったようです。

また、妻の父は酒が大好きな人でしたが、体に変調をきたしているにもかかわらず、我慢して病院に行かず、いよいよ酒が飲めなくなるほど体調が悪くなって診てもらったときはすでに手遅れ。がんにより60代の若さで逝去しました。二人の父に限らず、この年代の人たちは実に我慢強いようです。

コロナ禍で施設入所の母には会えませんが、父と話しをするたび、「こうやって会話をする時間があとどれくらい残されているのだろうか」といった思いも最近こみ上げてきます。

私がそうであるように、皆様方のご子息は、親に対して照れくさくて「長生きしてしてほしい」と言えない人も多いのではないでしょうか。

健康寿命を長らえ、いつまでも楽しく家族団らんができるためには、病気を早期に発見し治療することが大切です。そのために、当課が行う「特定健診やがん検診」(新年度に案内)を一人でも多くの皆様に受けてほしいと思います。

大腸がん検診キットの写真

 大腸がん検診(便を2日間とり、指定の医療機関に提出するだけ。簡単です) 

 

 

次回の部課長ブログは、4月14日です。

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