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部課長の1分間スピーチ

もう、ことしょうぎくはおすもうせんと?

乗富和也農業委員会事務局長の写真

 

皆さん、こんにちは。

農業委員会事務局長の乗富和也です。

どうぞ、よろしくお願いします。

前回に続き、また大相撲関連について書いておりますが、令和2年は新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスで過ぎ去った一年のようでした。大相撲界も場所の開催中止や無観客開催など感染拡大防止策がとられてきたところです。

そんな中、令和2年11月場所を最後に、元大関琴奨菊関が十両での番付をもって引退され、土俵上の勇姿は見納めとなりました。先にライバルであった稀勢の里関や豊ノ島関が引退され、最年長力士となる中「何とかもう一度、幕内復帰を」と願っていましたが、引退最後の一番の時、私の中では「もう無理せんでよかよ、ここまで頑張ったけん」という思いが勝っていました。

2002年、「琴菊次」の四股名で初土俵。それから19年間の力士人生、本当にお疲れさまでした。そしてこの間、郷里柳川への想いも背負い、真摯に相撲と向き合う姿にたくさんの勇気と感動を与えてもらい、本当にありがとうございました。

横断幕の写真

母校の東宮永小学校前に掲示されている横断幕 

現役引退後は、年寄「秀ノ山」を襲名されましたが、さっそく令和3年初場所ではスーツ姿でテレビの解説席に。その様子は見慣れないせいか、ちょっと違和感も感じましたが、なかなか新鮮に映りました。

今年の初場所も、孫(3歳・男児)と一緒にテレビ中継を見る機会があり、私が「もう、琴奨菊は出らんばい」と言うと「もう、ことしょうぎくは、おすもうせんと?」と返してきました。「うん、引退したけん、もうお相撲はしなはらん」、すると「んー、いんたい?」とさらに一言。引退の意味は分かっていないと思いますが、もう土俵上での姿が見られないことは理解してくれたようです。

2年ぐらい前から孫と相撲の話や取り組みの真似ができる時間を持てているのも「琴奨菊関」がいてくれたからだと思っています。引退により、今は一抹の寂しさもありますが、孫との「おすもうごっこ」は、まだしばらく続きそうです。

これからは、後進の指導にまい進されると思いますが、いつかまた、第二、第三の柳川出身力士が誕生してくれることを願いつつ、今後は指導者としてのご活躍を期待しております。

改めて「かっくん、本当にありがとうございました。」

 

 

来週の部課長ブログは図書館長です。

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