皆さん、こんにちは。
監査委員事務局長の小宮直美です。
2020年の最後に順番が回ってきました。
このブログが掲載されるのは12月23日の予定ですが、2年前までは祝日でしたね。
一昨年、天皇誕生日に参賀に行ったことを思い出します。
昨年のブログで、市の会計を家計と比較して「大きなお財布」と書きました。広報やながわ11月1日号(内部リンク)でも、決算が家計に例えられていましたね。今回は、お金の使い方のチェックをどのように行っているかを紹介したいと思います。
監査委員事務局には、識見監査委員と市議会議員から選出された議選監査委員がそれぞれ1人、事務局職員は3人いて、5人で監査事務を行っています。
年度の始めに年間計画をたてて、5月から9月は決算審査や財政援助団体監査、行政監査などを行っています。
決算審査は、市から提出された1年間の収入と支出についての書類を審査します。
また、財政援助団体監査は、市から補助金等を交付された団体の監査を行うもので、行政監査は市の特定の事務について監査するものです。
10月から翌年の4月までは、各部署の財務書類などを監査します。毎月、例月出納検査という1カ月の収入、支出の検査を行っていて、支出の際に必要な伝票の検査をしていますが、その基になる書類などのチェックをするものです。
その他には、住民から「職員が不当な公金の支出をしたのではないか」などと監査を求める住民監査請求などがあります。
監査事務局に配属されて3年、毎日、書類とにらめっこして、書類のミスや手順、手続きなどに誤りがないか、効率的なやり方をしているかなどの審査をしていますので、職員からはあまり好まれないところもあると思いますが、指摘や注意することによってミスが減少したり、事務改善につながったときは、ささやかな喜びを感じます。
今年はコロナの影響で自由に外出できず閉塞感を味わいましたが、自粛期間に料理に目覚めたり、新しい趣味を発掘した人もいて、人間は前向きに考えることができる素晴らしい生き物だな、と感心しました。
私はというと、積読になっている小説を読もうと思っていましたが、「キングダム」や「きのう何食べた?」などのマンガをレンタルして読破するということに逃げて、小説は全く手を付けられず…。最近は、ナノブロックでクリスマスツリーやリースを作って自己満足に浸っています。
ナノブロックで作ったクリスマスツリー
まだまだ、コロナの収束は先になりそうですが、医療関係者の奮闘に感謝し、身近な人たちと励ましあいながら
乗りこえていきたいですね。
来年がどうかいい年でありますように。