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部課長の1分間スピーチ

おいしい「柳川産ノリ」は世界一

平川課長写真.jpg

皆さん、こんにちは。
今年4月に水産振興課長を拝命しました平川昌之です。よろしくお願いします。
2023年の最後に順番が回ってきました。今回初めてのスピーチということで、水産振興課の仕事について少しお伝えしたいと思います。


水産振興課は、水産振興係と整備係の2係からなっています。
水産振興係は、主にソフト関係の仕事をしています。漁業生産や水産加工業の振興に関すること、市内の9漁業協同組合の指導育成、漁協の施設(海苔検査場など)の改修の支援、協業化の推進など、水産業の振興に関わる業務全般です。
整備係は、主にハード関係の仕事をしています。市内河川にある7カ所(内1カ所は県管理)の漁港や航路、漁場、また大和干拓にある漁業団地をはじめとした漁港施設の維持管理や改修工事といった生産の基盤となる施設の整備などです。
 

さて、皆さんご存じのとおり、最大6mにもなる日本一の潮の干満差と広大な干潟を有する豊かな有明海では、クチゾコ、スズキ、ガザミ、エビなど魚類や、アサリやサルボウなどの貝類を漁獲する漁船漁業が行われています。
魚類は年々減少し、貝類についてもタイラギ漁が休業状態など漁獲状況は不安定ですが、アサリは関係機関や漁業者の徹底した管理もあって、順調に生育しています。来年春にはおいしい天然アサリが食べられるのではないかと期待しているところです。
 

また、何と言っても市の漁業生産額の9割以上を占めるノリ養殖業。市単位では佐賀市に次ぐ全国第2位の生産高を誇る一大基幹産業です。
しかし、昨季は有明海の海況の変化からノリに必要な海水中の栄養塩が少ない状況が長期化し、ノリの生育不良や色落ちが発生し未曾有の不作となりました。
今季はこれまで順調にノリの生育、生産が進み、本当においしいノリが生産されています。
12月9日の第1回乾海苔入札会では、1枚当たりの平均単価が、これまで記録が残っている中で最高価格となりました。
 

豊かな海「有明海」で採れるノリは、香り豊かで、食べるとパリッと小気味のいい音がして、口どけがよく、旨味があり、世界一おいしいと自負しています。みなさん、ぜひこのおいしいノリを食べてください。私はノリ養殖業生産者の家庭に生まれ育ち、小さい頃からノリを食べてきました。このおいしいノリを多くの人に知ってもらえるように取り組んでいきたいと思っています。

柳川産のり.jpg

おいしい柳川産ノリ(福岡有明のり)

 

のりひび.jpg

豊かな海有明海のノリひび


また、12月16日には、両開漁協による「新のりフェア」がむつごろうランドで開催されました。旬のおいしいノリを求めてたくさんの人が訪れていました。まだ購入できていない人は、福岡有明海漁業協同組合連合会公式サイトの福岡有明のりのページをご覧ください。他にも柳川市内では、ノリを販売している会社がたくさんあります。水産振興課(77-8752)までご連絡いただければ紹介させていただきます。
 

最後になりますが、現在、水産振興課では柳川産のノリPRの一環として、「おにぎり」に関係した新しい取り組みを進めています。「おにぎり」を通じて関係の深い全国の市町村と共に、それぞれの産地の魅力を発信していきますので今後とも注視していただければ幸いです。
 

それでは、今年も残り少なくなりましたが、皆さん良い年をお迎えください。
 


次回の部課長ブログは総務課長です。

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