背景色
文字サイズ

ふりがなをつける

HOME部課長の1分間スピーチ魅力あるまちづくりを目指して

ここから本文です。

部課長の1分間スピーチ

魅力あるまちづくりを目指して

 

中村部長.jpg

皆さんこんにちは。建設部長の中村正光です。
建設部長に就任し、2年目を迎えることになりました。
昭和58年に入庁してから40年間、土木技術者として、建設課をはじめ水路課など事業畑の仕事を歩んできました。

「前向き、外向き、現場主義」をモットーに。
現場の考えを尊重し、人間関係を大事にしてきました。


野球のWBC優勝を導いた栗山監督、大谷選手が読んでいた本が、京セラ会長稲盛さんの「生き方」でした。
私の愛読書でしたが、その中で次の言葉が一番心に残っています。


「考え方」を変えれば人生は、180度変わる。考え方が最も大事なことである。心に描いたものが実現するという宇宙の法則がある。よい思いを描く人には、よい人生が開けてくる。悪い思いをもっていれば人生はうまくいかなくなる。たいていの人の人生は、その人自身が思い描いたとおりになっているものです。


この本を読んでいた大谷選手も、実際にそのとおりになっていると思います。


さて、柳川市は掘割や有明海の幸に恵まれた自然豊かな地域です。一方で、近年は豪雨災害が毎年のように発生していて、自然災害のリスク対策が必要な地域でもあります。そのため、まちづくりには防災、減災の視点が欠かせません。

また、福岡市まで西鉄電車を利用した通勤・通学圏となっています。
これまで、広域交通ネットワークの有明海沿岸道路と九州自動車道路が国道443号バイパスで連結され、福岡都市圏、熊本都市圏への交通アクセスは格段に向上しました。市の産業、経済、観光の発展を担う道路としても大きく期待されます。


ここで、令和5年度の事業概要を紹介します。

近年、豪雨災害が毎年のように発生しているため、河川改修などの治水対策に加え、流域全体が協働して対策を進める流域治水を推進していきます。併せて、河川の底に溜まった土砂をすくい出す「しゅんせつ」や大雨の前に事前に水を落とす「先行排水」などの内水対策を積極的に取り組んでいきます。
また、今年度から策定を始める「立地適正化計画」で、必要な施策などを示した防災指針と連携させ、コンパクトシティの形成に向け取り組んでいきます。
さらに、市の玄関口である西鉄柳川駅では、西口広場まで掘割を引き込み、柳川らしい雰囲気を出すとともに地域のにぎわいづくりに向けた整備を行っています。
また、沖端水天宮周辺でも地域の歴史や文化を継承しながら地域住民の皆さんが暮らしやすく、交流やにぎわいを生み出す場、観光客がゆっくり滞在して過ごせる場を目指し整備を進めています。
西鉄柳川駅と沖端水天宮周辺地区では、防災、安全かつ円滑な交通の確保、良好な景観形成に向け、電線の地中化にも取り組んでいます。

駅周辺イメージ(低層).jpg 

 柳川駅周辺の整備予想図 

 

沖端イメージ.jpg

沖端水天宮周辺の整備予想図

 

子育てしやすい環境整備の一環として、柳川むつごろうランドに大型複合遊具が完成。4月30日から利用開始しました。
今後も「柳川市公園遊具等改善計画」に基づき、遊具だけでなくトイレなどの整備も計画的に改善を図っていきます。

 

DSC_9602.JPG

むつごろうランドに完成した大型遊具

 

駅利用者の利便性や安全性を向上させるため、県の歩道整備事業に併せて送迎用車両の乗降場を整備した西鉄蒲池駅ロータリーが4月20日から利用開始しました。

○IKEY7525.jpg

蒲池駅のロータリー

 

最後に、国が進める有明海沿岸道路事業により、昨年11月に福岡と佐賀が結ばれました。
九州自動車道や九州新幹線などとのアクセス性もいいことから、開通した沿線地域には、企業、商業施設、大学など105の団体が新たに進出しています。沿岸道路の中央に位置する柳川市にとって環有明海地域とのつながりを生かす絶好の機会です。

これからも市民の皆さんが笑顔で安心して暮らせる魅力あるまちづくりを行うために「柳川らしさとは何か」そして「私たちができる事は何か」を常に意識しながら、国や県と一体となって地域づくりに取り組んでいきます。
 

 

次回の部課長ブログは議会事務局長です。

 

カテゴリー

ページトップへ