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部課長の1分間スピーチ

うわさ話はお好きですか

武田真治総務課長の写真

皆さんこんにちは。4月1日付で、教育部長(併任)三橋庁舎長になりました武田真治です、よろしくお願いします。

教育委員会は8年ぶりとなります。         
新たな役職になってから初めて会う人も多いので名刺交換をします。名前が某筋肉系芸能人と一緒なので、よく覚えてもらえます。
「芸能人と同じ名前ですね」と言われることも多いので「名前は同じですけど筋肉はありません」という返しをしていますがいつも苦笑いされます。
誰かいい返しがあれば教えてください。(笑)

ところで、皆さんうわさ話はお好きですか?

余談ですが、この言い回しは「スラムダンク」の晴子さんの「バスケットはお好きですか?」を思い出させます。(スラムダンクを知らない人は思い出さないか)
1月に映画「THE FIRST SLAMDUNK」を観に行きました。

 

スラダン.jpg

       


新しいエピソードや、山王戦、試合の結末はマンガを読んでいるのでわかっていましたが、それでもすごくおもしろかったです。
今でも日本ではロングランで上映されていて、中国や韓国でも大人気で観客動員数がすごいとのこと。まだ観ていない人はぜひ観てください。お薦めです。

話を戻します。うわさ話は嫌いではありません。でもうわさ話が好きというのも何となく不謹慎な感じがして、あまりよくないかなと思っていました。しかし、この前「スマホ脳」という本を読んでいたら、「うわさ話が好きなのはそもそも脳がうわさ話を好きになるようにできているから」だそうです。

 

スマホ脳.jpg


       
人間がまだ小さい集団で狩猟生活を送っていたときのこと。自分たちの集団に対してズルをしたり、暴力的で脅威をもたらしたりする人の情報をうわさ話で共有することは、生き延びるためにとても重要なことだったそうです。
つまり人間の脳はうわさ話が好きになるようできているのです。うわさ話が好きなのは生存本能、脳のせいです。
皆さん堂々とうわさ話をしましょう。(笑)

脳に関する本としては「脳内麻薬」という本も読みました。

 

脳内麻薬.jpg


        
これは、ギャンブル、アルコール、オンラインゲームなどを、なぜ人間はやめることができず依存してしまうのかを脳科学的に説明している本です。
その本によると、こういう行為をするとドーパミンが中脳から放出され、快感を得るよう脳が各部位を刺激しているからだそうです。

でもこのドーパミンは他人に褒められたり、難易度の高い目標を達成するなど、「真っ当な喜び」を感じる時にも大量に放出されるものです。
いわゆる達成感というやつです。

子どもたちに学校で達成感を味わってほしいと思います。
運動をすると筋肉がつき、前より速く走れたり、物を遠くへ投げたりできるようになります。それと同じように、勉強を先生から教えてもらうとできることが1つずつ増えていきます。世の中の見方が変わり自分がたくましくなったと感じるとき、子供たちは達成感を味わい喜びを感じるのではないでしょうか。
 

市教育委員会が目指す子ども像は「柳川が大好きな子ども」です。
柳川の学校でいっぱい達成感を味わった子どもは、喜びを感じきっと柳川が大好きになります。
子どもたちが勉強でもスポーツでも達成感をいっぱい味わえるように教育委員会一同スクラムを組んで頑張っていきます。
 
最後に、この前見に行ってすごく感動した「柳河を柳川で歌う会」のことを書きます。
4月15日に市民文化会館で北原白秋の詩「柳河風俗史」などを歌う「柳河を柳川で歌う会」が開催されました。これは大阪外国語大学グリークラブOBをはじめ、全国から有志が集い開催されたものです。
最初は高齢の出演者も多くハラハラして見ていたのですが、歌が始まったら、すごい声量、すごい迫力でまさに圧巻のステージ。とても感動しました。

柳河を柳川で歌う会.jpg
        
全出演者が歌を合わせたのは午前中の1回だけだったそうです。
なぜ1回合わせただけで、あんなにうまくいくのか関係者に聞いたところ、「柳河風俗史」は男性合唱組曲のスタンダードとなっていて、男性合唱の世界ではほとんどの人が歌ったり聴いたりして身にしみこんでいる特別な作品だからとのことでした。
この曲を白秋の生まれた柳川で歌えることはこの上ない喜びだそうです。
きっと歌っているときにドーパミンがビュービュー出ていたのでしょう。すごく楽しそうに歌っていました。
当日会場はほぼ満員でしたが、子どもはあまり見かけませんでした。このすばらしい合唱を子どもたちにも聴かせたいなと思いました。
 

次回の部課長ブログは産業経済部長です。

 

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