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部課長の1分間スピーチ

「上」も「下」も

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皆さん、こんにちは。上下水道課長の本吉です。

昨年は水道課長として当コーナーのデビューを果たしましたが、2度目の今回は職名に「上下」が加わった上下水道課長として登場です。というのも、市は今年度当初に組織機構改革を実施し、水道課と下水道課を統合して新たに「上下水道課」という部署を新設したからです。

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その結果、これまでの2課5係19人体制から1課4係17人体制へとスリム化が図られました。今年度も残りわずかとなり、今更お話しするのもどうかと考えたのですが、当課にとってはとても大きな出来事なので、改めて新しく組織された上下水道課について、係ごとの主な担当業務を紹介します。

 

【庶務経理係】  予算の編成・執行・決算に関する経理業務

【料 金 係】  水道料金や下水道使用料に関する業務

【水道工務係】  水道施設の改良工事や維持管理に関する業務

【下水道工務係】 下水道施設の改良工事や維持管理に関する業務

ところで、上水道と下水道は言葉が似ていますので、一般の人からみたら同じ部類と思われているのではないでしょうか。しかしながら、水道行政は厚生労働省の所管、下水道行政は国土交通省の所管となっていて、行政側の視点からみると全く違う組織となっています。まあ、よく言われる縦割り行政というヤツですね。

近年、少子高齢化社会が進むにつれて、地方自治体の行財政改革という名のもとに行政組織のスリム化が進んでいます。柳川市の近隣でも、上水道事業と下水道事業を単独で組織している自治体はなく、全国的にも上下水道を一体的に行っている自治体が増えています。

このような状況の中、国は新型コロナウイルス感染症などの未知の感染症への対応能力を強化するために、厚生労働省の組織見直しを行うと発表しました。その組織見直しの1つが、水道整備・管理行政の国土交通省への移管です。関連法案が予定どおり整備された場合、令和6年4月から国土交通省のもとで上下水道行政が行われることになります。

 

これは、水道・下水道・工業用水道の行政がそれぞれ当時の厚生・建設・通商産業省に分割された昭和32年以降、65年にわたり維持されてきた体制が変わるという歴史的な転換期を迎えるということなのです。

 

現在、上下水道を一体的に行っている我々自治体が感じている2省にまたがる縦割り行政の弊害が、今回の国の組織見直しによって解消されることを大いに期待しています。

さて、このスピーチが配信される頃は、寒さも緩みはじめ日中は過ごしやすくなっているものと思います。それと同時に、スギ花粉の飛散が開始。目のかゆみや鼻水が止まらないなどの症状に悩まされ、私にとっては1年のうちで最も憂鬱な季節を迎えます。

コロナ禍でのマスク生活が浸透していたときには、マスクのおかげでティッシュを丸めて鼻栓をしていても誰にもバレなかったのですが、コロナも5類への移行が決定し、マスクの着用も3月13日から個人の判断に委ねることになりましたので、内心「鼻栓ができんやん」とつぶやいてしまいました笑笑 同じように鼻栓できんと思った人はいませんか?

最後に、上下水道課からのお知らせです。

上下水道課では、水道の開始・中止届について、昨年の12月からオンラインによる申請ができるようになりました。仕事や用事で市役所窓口へ行くことができないという場合は、ぜひ、オンライン申請をご利用いただきたいと思います。

これからも水道水の安定供給や下水道による生活環境の改善に努めるとともに、災害に強いライフラインの構築を目指して、上下水道課職員一同、業務にまい進していきますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

 

次回の部課長ブログは2部消防課長です。

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