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部課長の1分間スピーチ

思い出を作れる場所へ


古賀洋学校教育課長の写真 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。学校教育課長の古賀洋です。

前回は年度末の3月にこの欄を担当しましたが、今年度は早くも順番が回ってきました。そして、前回と同じくこの原稿を書いている今はまだ学校の臨時休校が続いています。

学校は夏休みよりも長い休みとなってしまい、そしてその間に年度替わりがありました。入学式が行われないまま、入学手続きだけを行い、教科書を配りました。教室で児童・生徒を迎えることのできない学校は、ひっそりとしています。

 

現時点では、6月からの学校再開を目指し、今月は臨時登校日を設けながら学習の準備を進めています。学校では先生方が、昨年度の未履修の取り扱いと新年度は2カ月遅れでの授業開始となった今後の指導計画の作り直しを急いでいます。

 

こうした中で、これからは授業時数の確保のため、多くの学校行事を取りやめざるを得ない状況です。すでに保護者の皆さまには運動会・体育祭の中止をお知らせしているところですが、他にも取りやめる行事が出てくることと思います。

学校はもちろん学習(授業)が行われ、児童・生徒に学力を身に着けてもらうことが第一です。しかし学校は勉強だけの場ではありません。いろんな学校行事が中止の候補となっていますが、私はせめて修学旅行だけは行かせてあげたいなぁと考えているところです(もちろん、私の一存で決められるものではありませんが)。

 

学校という場所が、授業を受ける場所であるとともに、友だちとの付き合い方を学び、そして一生の思い出を作れる場所であってほしい。そのためには、やはり教室で同級生と一緒に過ごす時間、学校で上級生や下級生と過ごす時間が早く戻ってきてほしいと願っています。

 

ところで、実はこれは連休中、家を整理していて小学校、中学校の修学旅行のしおり、高校の時のスキー教室(当時高校では修学旅行はありませんでした)のしおりを見つけて思ったことです。昔のことは忘れていることも多いのですが、こうしたものを見つけると思い出がよみがえってきたり、覚えていることと違っていたりと、新たな発見があります。今の子どもたちに、学校は「コロナでなあんもなかったもんね」ではなく、本物の思い出を作れる場所になってほしいと思っています。

 

小学校の時の修学旅行のしおりの写真中学校の時の修学旅行のしおりと高校のスキー教室のしおりの写真

【左】小学校の時の修学旅行のしおり 【右】中学校の時の修学旅行のしおりと高校のスキー教室のしおり

 

 

 

 

 

 

次回の部課長ブログは産業経済部長です。

 

 

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