柳川市の「木」

 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは。

都市計画課参事の高須亨です。

 

これまでのスピーチの1回目は柳川駅前広場の利用について、2回目は同じく柳川駅東口の駐車場の利用についてお話させていただきました。

さて今回は、現在都市計画課が取り組んでいる景観事業についてお話させていただきたいと思います。

皆さんは柳川市の木をご存知でしょうか。お尋ねするまでも無いと思いますが「柳」です。当課では平成28年景観事業の一環で、市内の子供たちに将来まで残したい建物、樹木、景色やお祭りなどについてアンケート調査を行いました。白秋生家や近所のお宮、地域のお祭りなどたくさんの意見が出ましたが、樹木の中で一番多かったのが、掘割沿いの柳の風景でした。そこで柳川市では平成29年度から柳の調査や勉強会を開催してきました。

柳は寿命が約30年と比較的短く、カミキリムシなどにより腐朽や空洞化が進みやすい樹木です。実際掘割の柳の木をよーく見てみると、小さい穴があったり、既に空洞化が進んでいたり、強剪定により本来の柳の美しさであるきれいな卵形ではなく、花火のような形の崩れた柳も多数見受けられました。

そこで柳川市では川下りコースの柳並木の保全のため、美しい景観の形成と柳川らしい柳並木の実現に向けて取り組んでいく予定です。既に沖端地区では、柳並木の沿線の住民や店舗のご主人が「柳ガーデン」のオーナーになって、年間を通して柳の根元の管理を行っていただいているところです。市民の皆さんのご協力もいただきながら、市民の皆さんが癒され、また、来訪者が感動するような、そして再び柳川を訪れたいなと思っていただけるような柳並木作りを行っていけたらと思っています。

鋤崎土居の柳並木

 

 

前回山登りをしていることをお話させていただきましたが、実は一昨年の7月に富士山に登ってきました。友達7人と月に一度の登山で体を鍛えた甲斐あって、脱落者無しの登頂でした。夏の富士山は登山シーズンでもあり9合目付近からは渋滞に巻き込まれ、ご来光に間に合うか不安になりましたが、無事に拝むことができました。とてもきつい登山でしたが最高の気分を味わうことができました。これからもまた登山ができるように体を鍛えたいと思っています。皆さん、登山はきついけれど息を切らせて登っているときは日頃の嫌なことを忘れさせてくれるうえ、登りきったあとの山頂での気分は、本当、最高ですよ。

富士山頂よりご来光　　　　　　　　　富士山頂剣ヶ峰

 

 

 

 

 

次回の部課長ブログは総務部長です。