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部課長の1分間スピーチ

子育て親子に寄り添った支援を

乗富由美子子育て支援課長の写真 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは。

子育て支援課長の乗富由美子です。

季節は1年のうち最も寒さが厳しい大寒となりましたが、暖かい日が続いています。

 

令和の時代となって私たちのホークスも昨シーズンに続いて、またもや下克上での日本一を決め、今年はぜひともリーグ優勝を果たしての日本一をとりたいものです。毎年のことながらシーズン開幕が待ち遠しいこのごろです。東京オリンピックも楽しみです。

近頃の子育てをめぐる状況ですが、特に妊娠や出産、子育て期にわたる切れ目ない支援を充実して、いろんな対策を講じている中にあっても、後を絶たない痛ましい児童虐待事件を社会から根絶していこうと各方面で取り組まれています。

国の調査では、児童虐待により平成29年度に死亡した子供は65人で、0歳、中でも生後1か月未満の子どもの割合が多く、半数は実母が加害者となっています。虐待の要因の一つに「産後うつ」があるといわれ、加えて「経済的困難」「ひとり親」「孤立」「就労の不安定」「育児疲れ」などの課題を抱えているケースもあります。また出産後1年未満の女性の死亡原因では自殺が最も多く、これについても「産後うつ」などの心の問題との関連が指摘されています。

そのような状況の中、先日1月15日に三橋保健福祉センターサンブリッジにおいて、柳川のお母さん方の力になりたいとの熱い思いで、市内の小児科のドクターや助産師、主任児童委員、子育てすんなら柳川隊の皆さんのボランティアで、柳川市との協働で「ゆりかごサポート」と題してママとベビーのなんでも相談事業を実施することができました。特に小児科のドクターは診療の昼休み時間に対応していただきました。産院退院直後から3か月までの赤ちゃんとお母さんを対象に赤ちゃんの身体のことやお母さんの心と身体のこと、おっぱいのケアなどなんでも気軽に相談できるものです。私も久しぶりに3か月ぐらいまでの赤ちゃんを抱っこしたりして癒しの時間を過ごさせていただきました。

おいでになったお母さん方もとても満足されて、安心された笑顔で帰られるのを見て、この事業に携わることができ、うれしく思いました。

ゆりかごサポートの様子1

ゆりかごサポートにおいでになったお母さん

ゆりかごサポートの様子2

相談を受ける医師と「子育てするなら柳川隊」メンバー 

今後のゆりかごサポートの実施について2月26日(水曜日)と3月25日(水曜日)の午後1時からを予定していますが、3月までは試行期間としてこの方法で実施をしてまいりますので、出産間もないお母さん、赤ちゃんを連れてお気軽に相談においでください。

ゆりかごサポートセンターのチラシ三橋総合福祉センターの地図

ゆりかごサポートセンターちらし(詳しくはこちら) (1464KB; PDFファイル)

 

市では、4月1日に子育て支援課に保健師などの体制を整えて子育て世代包括支援センターの機能を設置する予定です。あわせて令和4年度までに設置の努力義務とされている子ども家庭総合支援拠点の機能も担ってまいります。様々な子育ての悩みの相談に対応し、安心して子育てできる柳川市に向けて様々な事業を検討し、実施してまいります。

そして保育所、学童保育所などの事業と児童手当、ひとり親支援などとあわせて子育て支援課全体で「子育てサポートセンター」として、よりいっそう子育て親子に寄り添って職員一同、子育て支援に取り組んでまいりますので、まちがいなく市の子育て支援に目が離せなくなる予定です。今後もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

次回の部課長ブログは国土調査課長です。

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