12月8日（日）に人権を考えるつどいを開催

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。人権・同和対策室長の田中利博です。

 

12月は人権に関する3つの週間があります。12月3日から9日までは「障害者週間」、12月4日から10日までは「人権週間」、12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。この期間中は、全国で講演会や街頭啓発などの啓発活動が行われます。

 

市では、3つの人権週間を3週間事業として毎年人権啓発に関する行事を行っています。

令和元年度の講演会として、12月8日（日曜日）の13時30分から三橋生涯学習センターで、人権を考えるつどいを開演。講師には歌手や俳優として活躍している中村中（なかむら　あたる）さんをお迎えして、「レインボーふれあいトーク&ライブ」を開催します。

中村さんは、シングル「汚れた下着」（2006年）で歌手デビュー。セカンドシングル「友達の歌」（2006年）発売時にトランスジェンダー（心の性とからだの性の不一致）であることをカミングアウト。2007年の第58回NHK紅白歌合戦に出場され、4枚目のアルバム「少年少女」（2010年）で第52回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞しています。

また、デビュー時から作詞・作曲家、役者としても活躍されており、そのなかでも楽曲の提供としてAAA「チューインガム」、研ナオコ「壁の向こう」、八代亜紀「命のブルース」など多くの音楽を世に送り出しています。

講演会当日は、北朝鮮拉致問題パネル展示、障害者施設や事業所によるバザーも行います。ぜひご来場の上、皆さんで人権について考えましょう。

 

このほか12月5日（木曜日）には、市内の商業施設5箇所で街頭啓発として、市長や市議会議長、教育長をはじめ、各種団体の代表が「人権を尊重し、明るいまちを築こう」と市民に呼びかけます。

あらゆる差別をなくし、お互いの人権が尊重される社会の実現を目指して、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

 

 

【人権週間】

今年は、国際連合総会で世界人権宣言が採択（1948年12月10日）されて71年を迎えます。世界人権宣言の第1条に「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利について平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」と謳われています。

日本では、世界人権宣言が採択された翌年の昭和24年に、12月4日から10日までを「人権週間」と定め、講演会や街頭啓発などの啓発活動が全国で行われています。

 

 

 

 

 

来週の部課長ブログは下水道課長です。