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部課長の1分間スピーチ

がん検診・特定健診でからだのことを見つめなおすきっかけに

島添守男保健福祉部長の写真

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。
4月より保健福祉部長(兼)福祉事務所長となりました島添守男です。

 

 

ここ数か月、元号が変わるということで、きっと自分の身にも、何かよいことが起こるんじゃないかと淡い期待を抱いていましたが、結局、何にも変わらずにいます。
変わるためには、自分自身を変えるか、変わるために自分で何かを始めなければ、何の変化も生まれません。そのままです。簡単なことですが、なかなか現状を変えるための一歩は踏み出しにくいものです。
奇しくも春休み中、ゲーム三昧の息子たちに、親として伝えるべきことはないか、そう自問していたところでした。

ということで、3月の末に、剣豪宮本武蔵が、その晩年、兵法『五輪書』を書きあげた霊巌洞に、気の進まない息子二人を連れて行ってきました。
歴史上の人物と同じ場所に立つことによって、何かインスピレーションを得られるのではないか、息子たちも、何かを感じてくれるのではないか…。
私自身、この洞窟で、現代社会にも通じる兵法書を書きあげたのかと思い及ぼすと、不思議と身の引き締まる気がし、帰ってきたところです。
で、何が変わったかというと、山に登るには足腰を鍛えねばならないということ。たるんだ56歳に山はキツイ。
息子たちは、帰りに食べたトンカツがおいしかったと、そのことだけが残ったようです。
 

 

霊巌洞の入り口の写真

霊巌洞の入り口です

 

石碑の前で記念撮影をする島添守男保健福祉部長の写真

宮本武蔵が修練したところだそうです

 

 

さて、人生100年時代と言われます。
いつまでも元気で、健康に暮らしたい、だれもがそう思っていることでしょう。
でも私は、ひょっとしたら起こり得る、20年後、いや10年後の自分の姿が、ふと頭をよぎることがあります。
― 平均寿命が延びたとしても、自分の行く末は、機械につながれて生かされているのではないか、いずれそのスイッチを、AIが判断してOFFにする。―
そんな未来の姿に抗うべく、今、必死に抵抗している。それが現在の自分自身かもしれません。
昔観た『エレファントマン』という映画を思い出しました。
主人公は、普通に横たわって眠ることができません。呼吸ができなくなるからです。
ところが映画の最後で、彼は、他の人と同じようにベッドに横たわって眠ることにします。人間の尊厳を静かに訴えたシーンでした。

 

 

がん検診・特定健診を受診しましょう

6月から、「がん検診」と「特定健診」が始まります。
これを機に、自分の体に語りかけてみてはいかがですか。
『元気かい?』『無理してないかい?』
そんな自分の体との対話が、生活を変えるきっかけになるかもしれません。
受診方法は2通りあります。
市内の医療機関で受診するか、予約が必要ですが決まった日に検診会場で受診するかです。
ぜひ受診して、安心して健康な日々をお過ごしください。
  

 

パンフレットを持った島添守男保健福祉部長の写真

詳しくは、このパンフレットをご覧ください

 

 

 

 

来週の部課長ブログは建設部長です。 

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