柳川市の公式サイトを隅々までご覧いただいている皆様こんにちは。
4月1日付けで、教育部長(併任)三橋庁舎長になりました袖崎朋洋です。
くしくも、令和時代の1回目のブログを担当することになり、大変光栄なことです。
さて教育部長というポジションですが、当然のことながら、3月まで務めていた生涯学習に加えて学校教育や人権・同和教育、市立図書館などの分野も統括しなければなりません。
いろいろな書類に目を通したり、会議に出席したりしておりますが、初めて見聞きすることも多く、少しばかり戸惑い気味です。連休も明けたことですし、ネジを巻きなおして業務に励みたいと考えております。
ところで冒頭にも書きましたが、時代は平成から令和へと変わりました。私事ですが昭和、平成、令和と、三つの時代を過ごしてきたことになります。三つの時代と言っても、たかだか60年弱ですが、市内には江戸の時代から現在まで生き抜いてきた武家住宅が残っています。
そのうちのひとつ旧綿貫家住宅(三橋町五拾町)は、芸術家に滞在していただき創作活動をしてもらう、アーティストインレジデンス事業で活用しています。旧綿貫家住宅については前任の田尻部長(現、議会事務局長)のブログ(内部リンク)で詳しく述べられていますので説明を省きます。
旧綿貫家住宅
その旧綿貫家住宅に昨年9月から今年の3月まで滞在された、現代美術家の今田淳子さんの個展が柳川古文書館で開催されます。今田さんは熊本市出身で、熊本大学を経て1997年にイタリアへ渡られミラノ市を中心に創作活動をされました。2010年の帰国後は熊本市に戻られ、肥後六花プロジェクトなどに参加された方です。
旧綿貫家住宅での作品と今田淳子さん
何度かお会いして話す機会がありましたが、快活で何事にも前向きで、そして芸術家らしい独特の感性をお持ちの方だと感じました。柳川に滞在中は旧綿貫家住宅での創作活動に加えて、親子で楽しむ芸術体験事業にも協力していただいています。
親子で楽しむアートワークショップの様子
「今田淳子展 生命への祈り ~まるのかたちの習作と羊水のたび 柳川170日」と題した今回の個展。これまで、今田さんの作品は立体のものが多かったのですが、今回は「まる」つまり白磁の丸いお皿に模様が描かれた作品が中心になるそうです。今田さんが柳川でどんなインスピレーションを受けられ、それがどのような形になったのか、訪問し確認してこようと思っています。ブログをご覧の皆様もお誘いあわせの上、ご観覧いただけたら幸いです。なお、会期や会場、関連イベントは次のとおりです。
今田淳子展ポスター
今田淳子展 生命への祈り まるのかたちの習作と羊水のたび 柳川170日
- 会期 令和元年5月9日(木曜日)から6月30日(日曜日)まで(月曜日は休館)
- 時間 9時30分から16時30分まで(入館は16時まで)
- 会場 柳川古文書館(柳川市隅町71番地2)電話番号:0944-72-1037
- 入場料 無料
【関連イベント】
対談 今田淳子×冨澤治子(熊本市現代美術館主査・学芸員)
- 日時 6月2日(日曜日)14時から15時まで
- 会場 柳川古文書館(柳川市隅町71番地2)電話番号:0944-72-1037
来週の部課長ブログは産業経済部長です。