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部課長の1分間スピーチ

子どもたちの夢を育む教育を目指して

沖毅教育長の写真

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。教育長2年目となりました沖毅です。

 

 

昨年度は、自然の猛威にさらされました。梅雨時期に入ると、台風による臨時休校、集中豪雨による集団下校や保護者への引き渡しによる下校、また、梅雨が明けると猛暑によるサマースクールの中止や短縮、プール開放の中止、集団宿泊訓練の延期など、小中学校でも大きな影響がありました。しかしながら、小中学校25校の校長先生のリーダーシップのもと、各学校の先生が「チーム○○学校」の意識を持って適切に対応し、児童・生徒の成長を図りました。本年度もより一層の児童・生徒の成長を期待しているところです。

 


さて、柳川市の大きな課題の一つに、次世代を担う人材の流出や人口の緩やかな減少があります。義務教育の力だけではどうにもならない側面もありますが、その課題を克服するためには、将来、柳川で活躍してくれる子ども、また、柳川への思いを忘れずにいてくれる子どもの育成が柳川の義務教育の使命となります。その使命を果たすために、柳川市教育委員会は、学力を身につけ、郷土を愛する子どもの育成を目標としています。そのために、平成28年より、「柳川市立小・中学校共通実践の具体構想」を策定するとともに、教育研究所の機能を一新し、校長会と連携しながら目標実現に取り組んで参りました。教育の不易の部分を重視した視写活動や学習ノートの工夫、教育課程の管理(週案の有効活用)、郷土学習の充実(水郷柳川の教材化)など、また、教育の流行の部分である特別支援教育の充実、ICT教育の推進、外国語活動の充実などに、各学校は、重点目標を観点とした経営構想に位置づけ、軽重をつけて取り組んで頂きました。子どもたちの普段の姿を見るにつけて、少しずつではありますが、柳川市の児童に力がついてきています。そういう中、いつも学校の先生に伝えている2つのことを紹介します。
1つ目は、学習指導の充実(授業の充実)です。学校教育の核は、1日6時間行っている授業です。授業の充実は、教師の教材研究の深さと相関します。教材研究の深さがあるからこそ授業中の児童の表現や思考を価値づけられるし、表現や思考を高められるのです。何をどう教えるか、教材研究の大切さを話してます。
2つ目は、生徒指導の充実です。子どもが表出している行為と心の内は違っていることが多いものです。子どもたちの心の内まで洞察して指導していくことが大切です。この先生は、自分のことを大切にしているという人間関係を持つ努力をしてください。保護者にとって子どもはかけがえのない存在です。保護者の思いを感じながら、子どもたちとしっかり関わってください、と伝えています。

柳川市の子どもたちの夢を育む柳川の教育を創っていきたいと思っています。

 

授業を受ける中学生の様子 

学力向上および郷土を愛する子どもの育成を目指す

 

 

 

 

 

来週の部課長ブログは市民部長です。 

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