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部課長の1分間スピーチ

配水管をきれいに

田中安幸水道課長の写真 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。水道課長の田中安幸です。

 

今回は、道路内に布設している配水管の洗管作業についてお話します。
皆さんもご存知のとおり、水道水は何も含まれていない蒸留水のような真水ではなく、国が定めている水質基準に適合した水を給水しています。

そのため、ごく微量ながらいろいろな物質が含まれています。

また、そのなかには、長年にわたり、道路などの地下に布設している配水管や家庭に引き込んでいる給水管の内部に付着していくものもあり、管の種類によっては、それがさびている場合もあります。
この付着した物質(主に鉄、マンガンなど)やさびた部分は管内の水の流速などが通常の状態であればそのままなのですが、なにかの要因で剥がれて水に混ざり濁り水の原因となります。

例えば、配水管の濁り水は、水道工事による断水作業や復旧作業に伴う水の流れの大きな変化、消火栓使用などによる急激な使用量の増加に伴う流速の変化などによるものです。
家庭に引き込んでいる給水管の場合、長期間留守にし帰宅後に蛇口を開けたときや、家の工事で水道管に振動が伝わるとき、冬時期に管が一部凍結して使用するときなどに濁り水が出る可能性がありますので注意が必要です。

この場合は蛇口からしばらく水を出せば解消しますので、出された水は掃除や庭の水まきなどにお使いください。


水道課ではできるだけ濁り水を出さないように、洗管作業を行っています。

具体的には、配水管に設置している管内の水を排水するための弁を開けます。

管内の流速に変化をつけて放流し、その流速で付着している物質や鉄さびなどを洗い流します。
洗管している地区では配水管内の水が濁るので、洗管作業中に家庭で水道を使用すれば濁り水がでる可能性があるので、できるだけその時間帯は水道使用を控えていただくようお願いします。
洗管作業は、水道使用があまりない深夜から明け方にかけて行うようにしていますが、配水管破裂などの緊急的な漏水修理に伴う復旧作業での洗管は、早急な断水解消の必要があることから、配管状況を検討して昼夜問わず行う場合もあります。


洗管作業は、安全で安心できる水を使用していただくために行っていますので、ご理解とご協力をお願いします。

 

 

洗管作業の様子

水道管の弁を開き水を放出することで配水管をきれいにする洗管作業

 

 

 

 

 

来週の部課長ブログは税務課長です。 

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