皆さんこんにちは。
生活環境課長の武田真治です。
よろしくお願いします。
生活環境課に配属されて3年目を迎えました。
突然ですが最近「落語」にハマっています。
ハマるきっかけは、立川談春が師匠である立川談志のことを書いた「赤めだか」という本。
それを読んで落語に興味を覚えていたところ、今年の3月に佐賀市で立川談春の独演会があったので妻と一緒に見にいきました。
そしたら、これがおもしろい!
まくら(話の導入部)から徐々に話しに引き込まれ、本編に入ると落語家も観客もどんどん乗っていって、会場は笑いの渦に包まれ、そして最後に落ち。
おもしろかったな~。
まさにライブ、しゃべりのプロです。
落語に全然興味がなかった妻も横で大笑いしていました。
それから落語にハマってしまって、5月には「柳家喬太郎まつり」を福岡に見に行きました。
この人はテレビで見ておもしろいなと思っていた人で「ウルトラマン落語」など新作の落語もやっています。
ライブもやっぱり面白かったです。
今一番お勧めの落語家です。
最近はいろんな落語家のCDを聞いていますが、同じ演目でも落語家によって全然違います。
好みにもよると思いますが同じ話でも面白い人とそうでない人がいます。
同じ演目を、若い落語家と真打などのベテランの落語家と聴き比べてみるとやっぱりベテランのほうが面白い。
その差は才能もあるけど、やっぱり長年修練してきた技術にあると思います。
やっぱり何事も努力と練習が大事ですね。
ところで落語にはよく江戸時代の生活がでてきますが、江戸は、エコ都市だったことを皆さんご存知でしょうか?
江戸時代の暮らしは、「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」のお手本でした。
江戸時代は、物を大切に使い、ほとんど捨てることがありませんでした。
例えば、米を脱穀した後に残るわらも徹底的に利用していました。20%でわらじや蓑などの日用品を作つくり、50%を堆肥や厩肥などの肥料とし、残りの30%を燃料やその他の用途に活用していました。
また、燃やした後の灰も肥料として利用していました。
わらは捨てる部分がなく100%利用できます。
最後は大地に戻せる完全なリサイクルです。
衣類はどうでしょうか?
衣類は、大切にされ、繰り返し着まわしていました。
古着は、布をバラバラに解いて洗い、生地を入替えたり他の着物に仕立て直していました。
その後、ボロになった布も捨てずに雑巾や下駄の鼻緒、おむつなどに使い回すなどして、最後は燃やして灰にし、畑の肥料にしていました。
紙はどうでしょうか?
書きものに使った紙は捨てずに、ふすまの下張りや包紙か、こよりなどに再利用していました。
使い切って最後にごみとなった紙は、「紙くず買い」という職業の人が買い取って再生業者に渡し、すき直して再生紙として再び売られていました。
最後は、本の表紙の裏打ちの厚紙(現在のハードカバーの芯)やちり紙などとして再利用されていました。
現代の生活を江戸時代の生活に戻すというのは、難しく、無理なことですが、江戸時代の「ものを大切にし、再資源化を徹底する」という生活スタイルや心がけは、学ぶべき点があり大切にしたいものです。
柳川市でもさまざまな形で3Rの推進をしていますが、本年度「ごみ減量作戦庁内プロジェクトチーム」を設置しました。
これは、柳川市民および市内事業所を挙げて可燃ごみを減量するため庁内に設置したもので、副市長をトップに関係部課長で組織されています。
この中で、3Rの推進や生ゴミ処理機の普及、30・10運動、可燃ごみ減量実現のための電動生ゴミ処理機のモニター事業などさまざまな方策を協議し、そして実践していきます。
30・10(さんまるいちまる)運動とは?
最初の乾杯から30分は食事を楽しみ、お開き前の10分で料理を食べきる運動です。
電動生ゴミ処理機です。
近々モニター事業を始めます。
今後、可燃ごみが少しでも減量できるよう、がんばっていきますので、ご協力よろしくお願いします。
最後に愛犬「プク」の写真を見てやってください。
夏バテで死んだように寝ています
起きました
寝ぼけています
かわいいやつです
来週の部課長ブログは柳川古文書館長です。