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部課長の1分間スピーチ

災害への備えを

梅崎誠司生活支援課長の写真

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。

始まったばかりの夏の暑さに早くも音を上げている、生活支援課長の梅崎誠司です。

 

まず初めに、このたびの西日本豪雨災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地の1日でも早い復興を祈念申し上げます。

 

 

さて、平成24年7月の九州北部豪雨は、福岡県や熊本県,大分県,佐賀県を襲い、気象庁により国内で初めて「これまでに経験したことのないような大雨」と表現されました。

 

津留橋上流右岸堤防が決壊する様子立花いこいの森北側堤防が決壊する様子

津留橋上流右岸堤防決壊部(左)と立花いこいの森北側堤防決壊部(右)

 

 

あれから6年がたち、被災した地域においては、さまざまな河川改修事業などが行われ、復旧・復興が進んできました。

しかし、近年の異常気象の影響により、私たちのまちも再び突発的な集中豪雨に見舞われないとは限りません。
さらに地球温暖化に伴う気候変動の影響により、施設能力を大幅に上回る大規模な洪水や大型台風、大規模地震などが発生する懸念が高まっています。
このため、災害時には適切に行動できるよう、実践的な訓練を行っておくことが重要となります。
訓練の実施にあたっては、自主防災組織だけではなく、住民の皆さんや各種団体・防災関係機関などとの連携を十分に図りながら行うことが重要です。


今年も、5月20日に市南部の橋本町地区において市防災訓練・水防演習が実施されました。

 

防災訓練の様子県警のヘリコプターの写真
堤防法面が崩壊し車両が埋まっている状況下での救助作業(左)と県警ヘリ(右)

 


参加機関・団体は、地元両開公民館や行政区長代表委員協議会、民生児童委員連絡協議会、地域婦人会連絡協議会、柳川山門医師会、国県関係機関など26団体が参加し、特に今年は福岡県警ヘリの参加もありました。

当日は、堤防法面が崩壊し車両が埋まっている状況下での救助作業や、けが人を想定した避難救護・ライフラインの復旧訓練など、緊張した雰囲気の中、キビキビとした本番さながらの訓練でした。
「天災は忘れた頃にやってくる」「備えあれば憂いなし」ということわざがあります。
誰でも知っている言葉ですが、天災は、いつやってくるのか分かりません。
そこで、いつやってきても対応できるように「心」と「物資」の準備をしておきましょう。

 

 

さて、話は変わりますが、生活支援課では、今年の7月より、家計相談支援事業を新たに始めました。
この事業は、経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある生活困窮者などを対象に、家計相談支援員が、相談や助言・指導などを行う他、状況に応じた支援計画の作成や関係機関へのつなぎ、必要に応じて貸付の斡旋なども行い、早期に生活が再生できるように支援するものです。
「カードに頼って生活や買い物をして、いくら借金があるのか把握できていない」「支払いが滞っている」「多重債務や過剰債務を抱え、返済が困難になっている」など、家計のやりくりで生活に困っている人は、市生活支援課支援係(電話番号 0944-77-8177)へ相談してください。 

 

 

 

 

来週の部課長ブログは国土調査課長です。 

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