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部課長の1分間スピーチ

この庁舎の「古さ」が良い

皆さんこんにちは。
大和庁舎市民サービス課長の乗冨英一です。
戸籍にフリガナが付くようになるというニュースを聞かれる方も多いかと思いますが、私の苗字の読み方は「ノリドミ」です。全国的には珍しい苗字だと思いますが、人によっては「ノリトミ」、または「ノッドミ」と呼ばれたりします。

大和庁舎市民サービス課は、合併前の旧大和町役場の庁舎を活用し、さまざまな市民サービスの窓口業務を行っている部署です。住民票や戸籍、印鑑証明、税証明などの各種証明書の発行や本市への転入手続き、出生や死亡届などの各種戸籍届の受け付け、マイナンバーカードの更新手続き、高齢者や介護保険などの福祉サービスの受け付けや案内など、柳川庁舎にある市民課、健康づくり課、税務課、福祉課、生活支援課、子育て支援課、上下水道課が行う窓口業務を行っています。さらには行政区長からの道路補修の要望の受け付け、税や水道使用料などの納付業務、選挙事務、庁舎管理など、考えられるだけで10課以上の窓口業務を行っています。わざわざ市役所に行かなくても各種証明書の取得ができる「コンビニ交付」などデジタル化が少しずつ進んできたこともあり、来庁者は減りつつありますが、来庁されたお客様には丁寧に、おもてなしの心で対応しています。
最近は外国人の転入転出が多くなっているのを感じます。大和町地区には200人を超える外国人が住んでいらっしゃいます。主にベトナムやインドネシアなどのアジア方面から、市内の事業所や農漁業に従事するために来日されます。窓口での転入手続きではだいたい日本人と一緒に来庁されますが、たまには外国人だけの来庁されることもあり、そんなときは身振り手振り、カタコト英語、スマホアプリなど最大限に活用しながら対応しています。

大和庁舎.JPG
市民サービス課のほか産業経済部関係の部署が入る大和庁舎

 

さて、大和庁舎は建築され60年近くが経過しているため、老朽化が進んでいます。雨漏り、エアコンの不具合など想定外の事態が発生しその都度対応していかなければいけませんが、この「古さ」が良いと、先日、韓国からドラマのロケ隊がやってきました。
休日に行われたロケでは、日本のとある警察署という想定で行われ、韓国や日本人スタッフ約180人がやってきました。通常この庁舎には約60人の職員が働いていますので、まさに嵐のようにやってきて嵐のように去って行った感がありました。韓国のカッコいい若い俳優さんも間近に見ることができ良かったです。セリフは韓国語なのでさっぱり分かりませんでしたが…
ネットで配信されるドラマということですが、どんな風に仕上がったのか楽しみです。公開が始まったら市のホームページでも紹介されると思います。
つい「古さ」は悪いことだと考えがちですが、見方によっては価値があるんだと考えさせられる出来事でした。

最後に、弁天地区にある桜並木を紹介します。大和庁舎から車で南へ10分くらいの所にありますが、長さ800メートルの道路沿いに約140本の桜が並んでいます。桜並木としては柳川一の規模ではないでしょうか。
今から40年ごろ前に旧堤防沿いの水路や道路整備が行われたときに一緒に桜が植えられたそうです。当時は桜が今のように大きくなることは考えられていなかったようですが、今では木がすっかり大きくなり、桜の季節は見事です。草刈りや枝の選定など大切に地元で管理されているそうです。今年の4月に写真を撮っていましたので紹介します。

弁天桜.jpg
約800メートルにわたり約140本の桜が咲く「弁天の桜並木」

次回の部課長ブログは図書館長です。

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