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部課長の1分間スピーチ

拉致問題の厳しさを痛感

田中利博人権・同和対策室長の写真

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。

人権・同和対策室長の田中利博です。

 

 

市は、平成17年に「柳川市あらゆる差別の撤廃をめざす人権擁護条例」を制定し、あらゆる差別のない明るく住みよいまちの実現に向けて取り組んでいます。
昨年7月に同和問題啓発強調月間の事業として、市内スーパーでの街頭啓発や企業啓発などを実施しました。

また大和生涯学習センターで大湾昇(おおわん のぼる)さんを講師に招いて講演会を実施する予定にしていました。

しかし残念ながら西日本豪雨の影響で講演会が中止となりました。


12月には人権週間、障害者週間および北朝鮮人権侵害問題週間の事業として、7月と同じように街頭啓発を実施したほか、人権を考えるつどいを水の郷で開催しました。

つどいの講演会では新潟産業大学准教授の蓮池薫(はすいけ かおる)さんを講師に招いて「夢と絆」~拉致が奪い去ったもの~と題して講演していただきました。
講演会では、40年前に北朝鮮に拉致された当時の状況や北朝鮮での生活、帰国後に子どもを取り戻すことができたこと、日本各地での講演活動している話などをお聞きすることができました。
「自分たちは北朝鮮という国家に夢や家族との絆を奪われてしまった。悔しいの一言では言い表せない。今も北朝鮮に拉致被害者が大勢いる。一刻も早く拉致被害者全員の帰国が実現できるようにするためには、国民の皆さんに拉致の問題に関心を持ってもらい理解し協力してほしい」と訴えられました。
講演会当日は、市民の皆さんが大勢来場され、大ホールの他2つのサブ会場と受付近くにもモニターを設置し講演の様子を中継しました。

蓮池さんの話に会場いっぱいの来場者から感謝と激励の拍手が送られました。

直接お話を聴けるまたとない機会でしたので、とても感動するとともに拉致問題の厳しさや現実を突きつけられた思いでした。
来年度に同和問題や人権問題などの講演会を開催する際は、市広報紙や公式ウェブサイトなどでお知らせいたしますので、ぜひご参加いただきますようお願いします。

 

講演をする蓮池薫さんの様子街頭でチラシを配布する様子

拉致問題解決を訴える蓮池さん     スーパーで啓発チラシなどを配布

 


また、当室では、男女共同参画社会実現に向けた業務も行っています。
男女共同参画社会とは、「男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」です。
本市は男女共同参画社会基本法に基づいて、平成29年に「第3次柳川男女共同参画計画」を策定し「男女が共に輝き、支え合うまちづくり」を基本目標に掲げ、男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することとしています。
その計画推進事業の一環として、昨年度から市役所職員を対象に男女共同参画社会実現に関する研修会を実施しています。

市の職員から男女共同参画社会について考えること、それを職場や家庭、地域社会に広げ、柳川市全体に男女共同参画社会の実現に対する考えが広がるようにと考えています。

市民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

 

来週の部課長ブログは建設部長です。 

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