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気道に異物が詰まった場合の対処法

2024年4月15日

気道に異物が詰まった場合

のどに異物が詰まると、話しかけても返答ができないとか、のどをつかむような仕草をします。

傷病者が咳をすることが可能であれば、咳が最も効果的です。声が出ないか、十分に強い咳ができない場合は119番通報

をしたうえで異物除去法を実施して下さい。異物除去法を知らない場合でも、119番通報をすると通信指令員が手順を教

えますので、落ち着いて指示に従って下さい。       

成人の異物除去法(中学生以上)

①傷病者が呼びかけに応じることができる場合は、119番通報する前に異物除去を行います。

※救助者が2人以上いる場合は異物除去を実施しながら、119番通報をして下さい。

②傷病者が咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。強い咳により自力で排出できることもあります。

③異物除去は、まず「背部叩打法」を試みて、効果が無ければ「腹部突き上げ法」を試みます。異物が取れるか、意識が無く

なるまで繰り返します。

※妊婦や高度な肥満者には、「腹部突き上げ法」は行いません。「背部叩打法」のみ行います。

④異物が取れず、意識が無くなった場合は「成人の心肺蘇生法」を行います。

 

小児の異物除去法(1歳以上中学生未満)

①傷病者が呼びかけに応じることができる場合は、119番通報する前に異物除去を行います。

※救助者が2人以上いる場合は異物除去を実施しながら、119番通報をして下さい。

②傷病者が咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。強い咳により自力で排出できることもあります。

③異物除去は、まず「背部叩打法」を試みて、効果が無ければ「腹部突き上げ法」を試みます。異物が取れるか、意識が無く

なるまで繰り返します。

④異物が取れず、意識が無くなった場合は「小児の心肺蘇生法」を行います。

 

乳児の異物除去(1歳未満)

①のどに異物が詰まっていると判断した場合には、ただちに119番通報を周りの人に依頼し、異物除去を行って下さい。

②反応がある場合には、「背部叩打法」と「胸部突き上げ法」を異物が取り除けるか、反応がなくなるまで繰り返します。

※1歳未満の子供では、内臓が損傷する危険があるので「腹部突き上げ法」は行いません。「背部叩打法」と「胸部突き上げ

法」を行います。

④異物が取れず、意識が無くなった場合は「乳児の心肺蘇生法」を行います。

 

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